はじめに
ここでは、海岸から、比較的軽めのジグで回遊魚をねらう、ライトショアジギングについて述べてみたい。対象となってくる魚はハマチ、カンパチ、サワラ、カツオ、シイラ、メッキなどの成魚になる前の魚で30〜40cmくらいまでの大きさのものがターゲットである。
これらの魚は、主に昼に活動するため、朝方から、日中、夕方の釣りになってくる。また、シーズンは大体の地域で夏から秋にかけてである。サイズも日を追うごとに次第に大きくなってくる。場所によっては冬まで釣れるところもあり、この時期になるとかなり大きいサイズのものが釣れたりする。また秋は、接岸したイワシなどのベイトを追って、海岸ぎりぎりまで寄ってきて、つい手前で釣れたりする。最盛期には、広い海岸に釣り場がないほど釣り人が並ぶ光景が見られる。
また、これらの回遊魚は、引きが強いのも特徴である。30cmクラスのものでもドラグが鳴る引きを体験することができる。
ソルトルアーフィッシングにおいて、ライトタックルで手軽に釣行し、これらの回遊魚を釣るということは、一つの最終目標ということもできるのではないだろうか。

ポイント
タックルはエギング用のものが流用可能→ロッド、リール、ライン
メタルジグはウレタンなどでコーティングを→仕掛け
マズメ時をねらおう→ジグの選択、棚、アクション
アクションはジャークが基本→ジグの選択、棚、アクション
ドラグ調整は慎重に→取り込み
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